業務改善・DXWebシステム

クラウドID管理「Keyspider」導入によるアカウント管理の自動化
プロジェクト概要
従業員500名以上を抱えるIT企業において、入退社・組織変更のたびに発生するID管理業務が担当者の大きな負担になっていた。Active Directory、Google Workspace、Slack、各種SaaSツールなど、複数のシステムへの手動登録・削除が常態化し、対応漏れによるセキュリティリスクも課題となっていた。
VIETISは継続的な開発に携わるクラウドID管理サービス「Keyspider」を中心に、既存のHRISとの連携設計から構築・テスト・運用移行まで一貫して支援。入退社・異動イベントに連動した自動プロビジョニング基盤を構築した。
課題と解決策
CHALLENGE
入退社・異動のたびに担当者が手動で10以上のシステムを個別操作。月に数十件の申請が重なる繁忙期には対応が翌日以降にずれ込むことも。退職者アカウントの削除漏れによるセキュリティリスクも経営課題として認識されていた。
SOLUTION
HRISの人事イベントをトリガーに、Keyspiderが各SaaSへのアカウント操作を自動実行。承認フローも組み込み、管理者は内容確認だけで処理が完結する仕組みを構築。ログ記録によりセキュリティ監査対応も強化した。
成果
- 入退社・異動時のアカウント操作を全自動化。担当者の手作業をゼロに。
- 退職者アカウントの削除漏れが解消され、セキュリティ監査での指摘事項が大幅減少。
- 管理者の工数が月20時間以上削減され、本来業務に集中できる環境を実現。
- すべての操作ログが自動記録され、内部監査・コンプライアンス対応が容易になった。
進め方
01
現状ヒアリングと連携先の棚卸し
既存の人事フローと各SaaSの利用状況を整理。自動化対象となるシステムと操作ルールを定義した。
02
Keyspider連携設計・構築
HRISとKeyspiderの連携APIを設計。各SaaSへのプロビジョニングルールと承認フローを実装した。
03
テスト・並行運用
本番と同等の環境でシナリオテストを実施。問題がないことを確認したうえで段階的に移行した。
04
本番移行・運用定着支援
移行後も運用状況をモニタリング。組織変更に伴う設定追加などを継続的にサポートしている。